こんにちは😃
臨床工学技士のK.Kです!
今回は、現在僕が携わっている臨床工学技士の業務内容の一つである透析についてお話ししたいと思いますよ(^^)
透析とは

透析とは、腎臓の機能が下がってしまった人に対して行う人工腎臓代替機能療法のことを言います。
大きく分けて2種類あり、一つは血液透析療法でもう一つは腹膜透析療法です。
それではそれぞれ説明していきたいと思います!
血液透析療法
血液透析は体内に貯まった余分な水分や老廃物(尿毒素、クレアチニンなど)を取り除く治療方法です。
現在、日本では30万人以上の方が血液透析を受けています。年々増加しており2025年までは増え続けると言われています。
日本だと透析患者さんの95%以上が血液透析を選択していることから、日本の標準的透析治療といえます。
また、血液透析といっても様々な種類があります。例として
- 血液透析(HD)
- 血液濾過透析(HDF)
- 血液濾過(HF)
- 在宅血液透析(HHD)
最近だとオンラインHDFという血液浄化療法が注目されています。
勤めてる病院でもオンラインHDFを行う患者さんが増えてきてて、個人差はありますがバイタル安定や手根管症候群の改善につながり効果を得ています!
オンラインHDFについてはまたいずれ詳しくお話ししたいと思います(^^)
血液透析の仕組み
血液透析は血管に針を刺して血液をポンプによって体外に引き出し、ダイアライザと呼ばれる透析器(人工膜)を通します。
この流れにより血液中にある老廃物(尿毒素、クレアチニンなど)や余分な水分を取り除き、浄化された血液を体内に戻しています。
血液透析では大量の血液を体外に出す必要がありますので通常の静脈だけでは十分な血液が確保できません。
なので血管手術を行い動脈と静脈を皮下でつなぎ合わせて、「シャント」と呼ばれる血液の取り出し口および送り出し口を作る手術をします!
血液透析は基本的に1回4時間・週3回の通院が標準です。ですが、人によって若干異なり週2回の人や、1回3時間の人、1回5時間の人もいます。透析治療を受けることで、透析前と変わりない生活が送れます。
腹膜透析療法(PD)について

もう一つの血液浄化療法である腹膜透析療法について説明していきたいと思います!
腹膜透析は血液透析と違って自宅でできる透析療法です。
24時間かけてゆっくり透析をするので血圧が下がったりすることもなく、穿刺もしなくていいので痛みもありません。(穿刺が一番辛いという患者さんもいるのでこれが一番の利点かもしれません)
通院も月に1~2回(勤め先は1回)ですむので忙しい方にも便利な治療法です。さらに、腎臓の働きを守るので、透析療法であると同時に、腎保護療法のひとつとして考えることもできます。
腹膜透析は自分の生活スタイルにあわせて透析療法ができるという点で、現在とても注目されている治療法です。
血液透析にくらべて腎臓の働きを守ることができるという利点もあるのでやってる方はうちの病院でも割といますね!
ただ腎機能の働きは維持できますが改善するというわけではないので、いずれ血液透析に移行しなければならないのがネックですね。あとは、腹膜炎などの感染に注意しなければいけません。
患者の管理によっては10年くらい持つ方もいますが、3年程で移行する方もいるので人それぞれです。また、血液透析と腹膜透析を併用している方々もいらっしゃいます。週に一回血液透析を行い残りは腹膜透析を行うというカタチですね!
腹膜透析の仕組み
腹膜透析は、腹部の中と外をつなぐ専用の管(カテーテル)から透析液を注入して、一定時間入れたままにします。
その後腹膜の細い血管を介して、老廃物や余分な水分が徐々に透析液へ移動します。
一定時間経過後に、この透析液を体外に排出し、新しいものと交換することで、血液が浄化されます。
透析をすることにならないように!
透析をすることにならないように今のうちから気を付けましょう!特に食事🍽
日常の食生活の中で、腎臓に負担をかける主なものは、たんぱく質と塩分です。これらに気をつけないと高血圧や糖尿病で細血管障害や動脈硬化で腎臓病の原因になります。
現在透析導入の原疾患で多いのが糖尿病性腎症です!暴飲暴食は控えバランスの取れた食事をするよう心掛けましょう(^^)
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